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「仕事の壁の正体とは・・・」

社会人であれば人生一度は上司もしくは先輩から言われた事がある「仕事の壁」についてのお話をさせて頂きます。

大きなプロジェクトや新しい仕事をする時には、必ずと言っていいほど上司や先輩から言われた事があると思います。
そして「頑張って壁を乗り越えろ」とか「壁を乗り越えないと、この先はやって行けないぞ」など生半可な言葉しか言われないと思います。
もちろんその壁が高ければ高いほど、乗り越える事も大変で嫌になる時が沢山ありました。
でもある時SNSで「仕事の壁の答え」と出会えた時に凄く感動したのでシェアをさせて頂きます。

それは「乗り越えた壁は高ければ高いほど、乗り越えた後その壁は貴方を守る壁となる」です。

社会人になって約30年「仕事の壁」の正体が分かった気がします。
むしろ「その30年の経験」があったからこそ、この言葉の意味が深いと思う気もします。

今の時代ちょっとでも高い壁に直面したり仕事が嫌になったら、安易に会社を辞める風潮があるような感じがします。
これもSNSの影響でしょうか・・・・でも実は転職推進派なので、会社を辞める事は悪い事だとは思っておりません。
でも「壁を乗り越えて」からでも遅くないとも思います。
それは何故かというと、もう一個の「壁の正体」があるからです。

それは「会社の壁」です。

この言葉、悪いように聞こえると思いますがこの言葉の意味は「どんなに成長しなくても」「どんなに失敗しても」会社という壁が最後は守ってくれているんです。
その事に気付かず会社を退職し、後悔する人も沢山みてきました。

「石の上にも三年」て、昔の人はよく言ったもんですよね。

「話し言葉と、書き言葉」

SNSの進歩と共に、つねづねコミュニケーション不足を感じております。
一番それを強く感じる場面は、LINEやチャットツールでのコミュニケーションでしょうか。

話し言葉は、声の強弱や間（ま）それと感情で相手へ思いが伝わると思いますが書き言葉は、相手に冷たく伝わる感じがします。
だからといい悪いツールだとは全然思ってはおりません。

私の場合、まず相手に電話で大事な用件や意思を伝えた後必ずエビデンス（記録）の意味も含め、LINEやチャットツール（またはメール）を使うようにしております。
それ無しでいきなり送られてきても正直「なんだこいつ？」って思う事も多々あります。
もちろん相手との関係性、色々なロケーションがあるので、これが必ずっていう事ではないですが礼儀は守って欲しいものですよね。

あと嫌いな機能としてはLINEの既読機能でしょうか。
稀に「既読したのになんで直ぐに返事しない」と怒ってくる人がいるので、これがとても厄介です。
「だったら電話しろっ！」と逆ギレしますが・・・

そもそも既読機能が出来た理由をご存知でしょうか。
それは東日本大震災の時、電話回線の混雑が原因で大切な人の安否確認が困難だった為その経験を活かし簡単に安否確認できる手段として出来た機能です。
その「機能の本質」を知らず相手を嫌な気持ちにさせたら、折角の良いツールも無駄ではないでしょうか。
まさに前会社のLINEを使った業務の時がストレス（恐怖）でした。
これが原因でLINEを嫌になる人も、いるのではないでしょうか。

あと最後に、本当に忙しい経営者・ビジネスマンほど、LINEやチャットツールの返信は異次元に早いです。
理由は、忙しいから後回しにしないです。

急用や大事な話の時は、必ず電話をして欲しいです。

とくに突然現場の予定が無くなった時は・・・

「質、量、スピードの優先順位」

私は人生と仕事をテーマにした哲学が大好きです。
その中の一つが、このテーマ「質、量、スピード の優先順位」でしょうか。

つい先日も、この業界に入って間もない若い工事人に質問をいたしました。
「仕事で優先するとしたら、質、量、スピード があったとしたら何を優先する？」と質問したら「やっぱり質でしょうか」と答えてきました。
それに対し「あなたの今どこに、質を出せる技術があるの？」と問いました。
すごく頭の良い子ですが、その時は無言でした。

意地悪な人になると思いますが、相手が「自分で気づきを得る」には大切なプロセスなのでご理解ください。
だって成功した仕事より、失敗した仕事の方が「得るものが多い」はずです。（記憶に残る）

私が思う優先順位は「スピード → 量 → 質」でしょうか。
とにかく若いうちは、早く沢山の仕事を我武者羅にこなしてください。
辛抱強く量をこなしていれば、自然と技術は身につくと思います。

ですがたまには立ち止まって、その仕事の経験を復習する事がとても大事です。
そうでないと無駄な経験年数を積む事となります。
経験年数＝技術力では、ありません。
経験 3年の人が、経験 30年の人を越す事は珍しくありません。

その流れでいうと、大人は家に帰ってきた子供に「勉強しろ」と言いますがなぜ大人は家に帰って勉強しないのか、昔から不思議に思う時があります。

大人になってからの方が、勉強する内容が多いはずなんですが・・・・

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